お問い合わせ

ニュース

自分のルーツを調べる方法や注意点、プロに依頼する方法を解説

2024.03.29終活

NHKで放送されている「ファミリーヒストリー」は人気の高いドキュメンタリー番組として知られていますが、実際に視聴してみて自分のヒストリーや自分のルーツを知りたくなったという方も多いのではないでしょうか。

また、自分の両親のルーツについても調べ、それを両親に伝えたいと思ったことはないでしょうか。

しかし、両親と離れて暮らしている場合は両親にルーツを聞くことが難しいですし、メールやチャットでルーツを教えるというのは少し気が引けますよね。

そこで本記事では、自分や両親のルーツの調べ方や両親にルーツを調べる方法などについて詳しく解説します。

自分や両親のルーツを知ることで新しい発見があることは間違いありませんので、気になっている方はぜひ最後まで読んでみてください。

自分のルーツを調べる方法

自分のルーツを調べる方法は以下の通りです。

  • 役所で戸籍謄本を発行してもらう
  • 菩提寺で過去帳を確認する
  • 図書館で文献調査する

それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。

1.役所で戸籍謄本を発行してもらう

自分のルーツを調べる方法として最も手軽な方法は役所で戸籍謄本を取り寄せることです。

戸籍謄本は、本籍のある役所で手軽に発行することができ、個人を証明する以外にも、ルーツを辿ることや家系図の作成にも用いられることもあります。

戸籍とは、国民が生まれてから亡くなるまでの身分関係について公的な照明を行う公文書で、以下のような内容が記載されています。

  • ​​出生
  • 結婚
  • 離婚
  • 死亡
  • 養子縁組
  • 親族関係

このように戸籍謄本には自分のルーツを知るための情報が記載されていますが、保存期間が決められており、2024年現在は150年間の戸籍を保存することが定められていますが、2010年6月1日までは80年間の戸籍の保存が定められていたため、現在であっても150年前まで遡れない可能性もあるということを覚えておきましょう。

また、本籍が現住所から遠い場合、わざわざ戸籍を本籍地のある役所にとりに行くことは大変ですが、戸籍について定められている「戸籍法10条3項」では以下のように定められています。

”第一項の請求(戸籍の請求)をしようとする者は、郵便その他の法務省令で定める方法により、戸籍謄本等の送付を求めることができる。”(参照:e-Gov法令検索「戸籍法」

このように、本籍地から遠い地域に住んでいても郵送で取り寄せることができるため、役所で定められている方法で郵送取得するのもオススメです。

おすすめ記事|戸籍謄本を取り寄せる方法はこちらをご覧ください

2.菩提寺で過去帳を確認する

過去帳は仏具のひとつで、先祖の名前や戒名、亡くなった日、亡くなった年齢などが記されています。

そのため、過去帳を遡ることで先祖の情報を得ることができ、自分のルーツを知ることができるのです。

過去帳は自宅で保管されていることもありますが、自宅にない場合は付き合いの長い菩提寺(ぼだいじ)に保管されていることが多いです。

過去帳の写す費用は5,000円〜10,000円ほどで行えることが多いため、菩提寺に相談してみるといいでしょう。

3.図書館で文献調査する

戸籍謄本や過去帳の記録から自分のルーツをある程度知ることができたら、図書館でさらに先祖について深堀することができます。

大型の図書館であれば江戸時代、明治時代、大正時代など、自分の先祖についての情報がたくさん残っているのです。

たとえば、過去の新聞や軍歴証明書(兵籍簿)、旧土地台帳、郷土史など、さまざまな情報源から調べることができます。

自分のルーツを調査する場合、地域の図書館ではなく、国立国会図書館や国立公文書館のような国立の図書館もしくは、資料館のような歴史についての文書が多く保管されている図書館を選ぶといいでしょう。

家系図作成が肝心!自分のルーツを調査する流れ・手順

自分のルーツを調査する流れ・手順は以下の通りです。

  • STEP①:家系図を作る
  • STEP②:先祖について深堀する

自分のルーツを知るためには、まず家系図を作ることが大切です。

家系図は戸籍や過去帳から作成することができ、自分のルーツの全体像を確認することができます。

そのため、ルーツを辿るときは、家系図の作成から始めるといいでしょう。

そのうえで、深掘りしたい部分を図書館などで調べることでスムーズにルーツを調査することができます。

おすすめ記事|「PC向け家系図アプリ5選」「自分史年表とは?」

自分のルーツを探すときの注意点

自分のルーツを探すということは簡単なことではなく、さまざまな資料や文献などを調査する必要があります。

そのため、スケジュールや時間には余裕を持って作業することが大切です。

また、両親のルーツを調べる場合、自分と同じ苗字の先祖を調べるだけではなく、父親の母の旧姓(=祖母の旧姓)や母の旧姓など、複数の苗字についてルーツを辿る必要があります。

これだけでもルーツを辿るためは膨大な時間がかかりますが、古い文献を参考にする場合は文字が読みづらくなっていたり、行政用語などの専門的な用語が使用されている場合も多いため、さらに時間がかかるということを覚えておきましょう。

両親のルーツを調べるときは人生BOOKの自分史もオススメ

両親のルーツと出会う自分史|親の終活

自分のルーツを知る上で、両親の人生を知るは必要不可欠です。しかしいざ両親の生まれ故郷や親族の話などを聞こうと思ってもなかなかきっかけがないのではないでしょうか。

そのような場合は写真整理を通じて、人生を記録する自分史製作の「人生BOOK」がオススメです。

人生BOOKでは写真整理のプロが訪問して、両親の生まれてから現在までの写真整理のサポートを行いながら、生まれから現在までの出来事や思い出をまとめて一冊の本にします。両親の人生を知ることで、自分のルーツを知るきっかけにもなります。

人生BOOKを作るタイミング|古希・喜寿などの長寿祝いに

人生BOOKは、喜寿や米寿などの長寿のお祝いのタイミングで贈られることが多いです。自宅に残っている古い写真を見返す機会はあまりないことや、自分の人生を振り返る大切なタイミングにもなりますので、人生BOOKは多くの方に喜ばれています。

おすすめ記事|“密度の濃い人生だった” 80歳(傘寿)の長寿祝いに自分史をプレゼント

まとめ

本記事では、自分や両親のルーツの調べ方や両親にルーツを調べる方法などについて詳しく解説しました。

自分のルーツおよび両親のルーツは新しい発見があり、人生を振り返るきっかけにもなりますが、時間のかかる作業であるため途中で諦めてしまうというケースも実は多いのです。

そんな方はプロに依頼してすることで自分史を一冊の本にまとめられる「人生BOOK」をチェックしていただき、両親に最高のプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。

人生BOOKのインスタグラムでは、制作事例などを紹介しています。

興味のある方はこちらもぜひご覧ください。

親の長寿祝い(還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿など)に贈る自分史|人生BOOK

ニュース一覧へ